複数条件の集計にSUMIFS関数

SUMIFS
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関数技BEST 55d回

IF関数のAND条件の集計をSUMIFS関数で

SUMIFS関数の読みは、サムイフエス関数またはサムイフズ関数です。
SUMIF関数が1つの条件のみだったのに対し、SUMIFS関数は、127個まで条件を指定できます。
SUMIFS関数はExcel2007以降で利用できます。
Excelバージョン:Excel2016201320102007

複数の条件にあった数値の合計

ワインAの7月7日の売上を求めるという2つのAND条件を満たす値は、SUMIFS関数を使って求める事ができます。
複数条件の集計にSUMIFS関数関数の使い方1
SUMIFS関数を入力します。ここでは、関数ライブラリの数学/三角の▼をクリックして、SUMIFS関数を探します。
複数条件の集計にSUMIFS関数関数の使い方2
最初の引数合計範囲は、合計額を出したい範囲を指定します。例では売上の入力されたセル範囲です。 次に最初の条件範囲1ですが、条件1を探す範囲のことで例ではワイン名の記入されてセル範囲です。
複数条件の集計にSUMIFS関数関数の使い方3
そして条件1には、ワインAと入力されたセルA2を指定し、同様にして条件範囲には日付が入力されたセル範囲、条件2には、特定の日付であるB2セルを指定します。
複数条件の集計にSUMIFS関数関数の使い方4
サンプルでは、条件は2つなので、以上で条件の入力は終わりです。OKをクリックして関数の引数ダイアログを閉じます。 数式をオートフィルでコピーして利用するので、参照する範囲は絶対参照にします。
複数条件の集計にSUMIFS関数関数の使い方5
以上で複数条件に合致する値の集計ができました。
複数条件の集計にSUMIFS関数関数の使い方6

SUMIFS関数の条件としての日付の入力方法

SUMIFS関数の日付の入力方法ですが、条件としてワインAの「7/10」以前の合計を出したいときは、
"<="&B2または"<=2016/7/10"
「7/10」以降の合計なら、">="&B2または">=2016/7/10"
複数条件の集計にSUMIFS関数関数の使い方6
日付の指定を「2016/7/9~2016/7/12」のようにしたいときは、条件を2つに分けて指定します。つまりワインの条件に加えて日付の条件が2つ、合わせて3つの条件となるわけです。 まず、2016/7/9以降の条件、">=2016/7/9"
次に2016/7/12以前の条件、"<=2016/7/12"

複数条件の集計にSUMIFS関数関数の使い方6
結果はこのようになります。
複数条件の集計にSUMIFS関数関数の使い方6