IF関数を複数条件で使う場合OR関数
IF関数の複数条件にOR関数 エクセルの関数技
IF関数を複数条件で使う場合OR関数
ExcelのIF関数で、複数条件を使うケースで、OR関数を使う場合を紹介します。OR関数は論理関数です。
ANDなら「もしAかつB」を指定することができます。OR関数だと論理和を求めますから、「もしAか、またはBでも(AでもBでも)」を指定できます。
(サンプルファイルは、こちらから 関数技55C回OR関数サンプル)
Excelバージョン:
IF関数の複数条件「または」ORの入れ子
IF関数の書式は、
=IF(条件式,真の場合,偽の場合) でしたね。
今回は、条件式には入れ子で、OR関数を使います。
今回は、条件式には入れ子で、OR関数を使います。
![IF関数の複数条件「または」](gazo2013/kan/if_and_or.png)
1つでも50点未満なら不合格
進級テストで、1つでも50点未満なら不合格だとします。
![IF関数の複数条件OR関数](kan/kan55/kan55_or_01.png)
英語1教科だけならば、IF関数で、以下の式がすぐに浮かぶと思います。
=IF(B3<=50,"不合格","合格")
![IF関数の複数条件OR関数2](kan/kan55/kan55_or_02.png)
条件式の部分に、OR関数で複数条件を設定します。
条件は英語が50点以下、または数学が50点以下、または国語が50点以下なら、となります。
OR(B3<=50,C3<=50,D3<=50) このOR関数の式を先ほどのIF関数の条件式にいれてやります。![IF関数の複数条件OR関数3](kan/kan55/kan55_or_03.png)
条件は英語が50点以下、または数学が50点以下、または国語が50点以下なら、となります。
OR(B3<=50,C3<=50,D3<=50) このOR関数の式を先ほどのIF関数の条件式にいれてやります。
=IF(OR(B3<=50,C3<=50,D3<=50),"不合格","合格")
![IF関数の複数条件OR関数3](kan/kan55/kan55_or_03.png)
数式はオートフィルで下までコピーします。
![IF関数の複数条件OR関数4](kan/kan55/kan55_or_04.png)
IF関数の複数条件で論理和ORの場合の完成です。
![IF関数の複数条件OR関数5](kan/kan55/kan55_or_05.png)
今日の講義は以上です。お疲れ様でした。