NA関数 #N/Aエラーを発生させる
NA関数
わざと#N/Aを発生させる NA関数
NA関数 情報関数
NA 関数は意図的に#N/Aエラーを発生させます。ワークシート上のセルに、わざと#N/Aエラーを発生させたい場合は、NA関数を使用し
ます。#N/A は、"使用できる値がない" ことを意味するエラー値です。
どんな時に使うのかというと、折れ線グラフでセルにデータがない場合、折れ線が途中で途切れてしまいます。
それでは、不格好ですね。NA関数をデータの無いセルに入力しておけば、前後のデータをつなぐことができます。
つまり折れ線を途切れさせずに表示できることになります。
Excelバージョン:
~
NA関数
NA関数は[#N/A]エラーを返しますが、NA関数の代わりに「#N/A」という値を入力しても構いません。
NA関数は、引数をとらない関数なので、()の中には何も入れません。
NA関数の書式 情報関数
NA関数の使い方
NA関数を使って、折れ線グラフを表示してみることにします。以下の例では、電気料金と水道料金を折れ線グラフにしたいのです。
グラフを挿入しても空白セルがあるために、水道料金の折れ線グラフが作成されません。
空白セルにしかたなく0と入力すると、ギザギザのグラフとなり変です。
ここで、NA関数を使ってみます。空白セルに=NA()と入力します。
すると、隔月置きの水道料金のグラフが数値の入力されたセルだけをつないだグラフになりました。
これは、エクセルでは、折れ線グラフの元データに使用できる値がないセル#N/Aがあると、前後の値でつなぐという仕様があるためです。
これは、エクセルでは、折れ線グラフの元データに使用できる値がないセル#N/Aがあると、前後の値でつなぐという仕様があるためです。