セルの色を取得するユーザー関数
ユーザー定義関数を作る 3行マクロ 55回
セルの色を取得するユーザー定義関数
セルの色をカラーインデックス番号で取得したい時があります。
マクロを利用すると、ワークシート上で動作するユーザー定義関数というオリジナルの関数を作ることができるので、
セルの色を取得するユーザー定義関数を作成しましょう。
(サンプルファイルは、こちらから 3行マクロ55回サンプルデータ)
Excelバージョン:
セルの背景色を取得するユーザー定義関数
セルの色は、セルの情報を管理しているInteriorオブジェクトで取得します。
Rangeオブジェクトの「Interior」プロパティを使ってInteriorオブジェクトを取得します。
コードはつぎのように入力します。
=セルの色(A1)と入力すれば、ColorIndexを返してくれます。

Function セルの色(セル) セルの色 = セル.Interior.ColorIndex End Functionユーザー定義関数を入力したら、シートに戻り、B2セルに
=セルの色(A1)と入力すれば、ColorIndexを返してくれます。

ユーザーの定義関数の構文は、本来データ型を指定するので、
以下のようにユーザー定義関数にデータ型を記入した方がほんとうは良いのですが、書かなくても動きます。

以下のようにユーザー定義関数にデータ型を記入した方がほんとうは良いのですが、書かなくても動きます。
Function セルの色(セル As Range) As Integer セルの色 = セル.Interior.ColorIndex End FunctionFunctionプロシージャの構文です。

フォントの色を取得するユーザー定義関数
フォントの色ならば、

Function フォントの色(セル) フォントの色 = セル.Font.ColorIndex End Functionというようにします。 色を知りたいけど、わざわざマクロを書くほどじゃないと言う場合には、イミディエイトウィンドウにこのように書きます。 Enterキーを押すと、3が返されます。
?Range("A1").Interior.ColorIndex
