セル範囲に名前を定義

セル範囲や数式に名前をつけて計算する

セル範囲を関数の引数として利用するときに、そのセル範囲に名前をつけておくと、 それがどんなセル範囲かすぐにわかりとても便利です。
たとえば、数式で=AVERAGE(成績表!C2:C14)というのと、 =AVERAGE(数学)という数式では、どちらが分かり易いかという話しです。
エクセルの場合、範囲に名前をつけるのはとても簡単ですので、この便利な名前という機能を利用しないのはもったいないです。
今回は、名前を数式に使った例と、名前定義の方法(名前の付け方)、名前の削除や追加をする名前定義ダイアログボックスについて説明します。
(サンプルファイルは、こちらから 中級技1回サンプルデータ

名前を使って計算する

元になる表のデータを利用して、別シートに新たに表を作成する場合、 データの参照をシートを切り替えて行うのは面倒ですね。
しかも時間がたって見なおした時には、どんなデータなのかちょっとわかりづらくなってしまいます。
このようなときは名前を使うと便利です。
ここでは成績表から国語の平均点を求めてみましょう。
※「成績表」という名前のシートには、名前を付けた成績表があります。

関数の引数に名前を使う

名前を使って計算というイメージをつかむために、単純に説明しましょう。
このシートは資料用のシートで各教科の平均を表示します。
ただし、データは公開しないので、別シートになっています。
(1)B2セルをクリックして、「関数の挿入」ボタンをクリック。
名前を使って計算
関数の挿入ダイアログが開きます。
関数名でAVERAGEを選択してOKをクリック
名前を使って計算2
すると、下図のように関数の引数ダイアログが開きます。
数値1の欄にすでに名前をつけてある範囲名「国語」と入力します。
名前を使って計算3
(5)国語の平均点が表示されます。
次に、B5セルには、直接数式を入力しています。
=AVERAGE(社会)
名前を使って計算4
あとで計算式を確認する場合など、名前を使っているとわかりやすいですね。
名前を使って計算5

範囲に名前を定義して数式に利用するには

範囲に名前を定義するには、まず、名前をつけたいセルの範囲を選択します。
名前を使って計算6
名前ボックスを選択して、 下図のように、「国語」と入力
名前を使って計算7
今度はE列の社会の範囲を選択して、名前ボックスに社会と入力し、ENTER
名前を使って計算8
名前ボックス右の▼をクリックすると、名前として「国語」が定義されたのが分かります。
名前を使って計算9

名前の定義ダイアログボックスで管理する

名前の付け方(定義の仕方)は、名前ボックスに入力すればいいということがわかりました。 もし、名前が不要になったり、変更したくなったりした時には名前の定義ダイアログボックスを使います。
Excel2003では、メニューバーの「挿入」から「名前」を選択し、「定義」から名前の定義ダイアログボックスを開きます。
名前を使って計算7
名前の定義ダイアログボックスからは、名前を追加したり削除したり、参照範囲を編集したりできます。

名前を使って計算7
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