ピボットテーブルでクロス集計
EXCEL技BEST 29回
ピボットテーブルで複雑な集計
クロス集計のように複雑な集計には「ピボットテーブル」を使うと便利。複数条件によるデータ分析も簡単です。
(サンプルファイルは、こちらから 中級技29回サンプルデータ)
表をテーブルに変換して表記ゆれを探す
(1)下図のサンプルデータのような「日付」「 店名」「 商品名」「 単価」「 数量」「 金額」からなる売上リストのデータ分析を行います。
(2)各店舗ごとに、売れた商品の集計表を新たに作成しましょう。
![表をテーブルに変換1](gazo2016/tec/tec2_29_01.png)
(2)各店舗ごとに、売れた商品の集計表を新たに作成しましょう。
![表をテーブルに変換1](gazo2016/tec/tec2_29_01.png)
(3)リストの範囲を選択すると、「クリック分析ツール」が表示されるので、テーブルを選択します。
![表をテーブルに変換2](gazo2016/tec/tec2_29_02.png)
(4)テーブルからさらにテーブルを選択します。
![](gazo2016/tec/tec2_29_03.png)
(5)テーブルに変換されたら、フィルターを利用して表記揺れがないかどうかチェックしましょう。たとえば、半角カタカナと全角カタカナが混ざってないか、半角スペースと全角スペースが混在していないかなどを確認します。
正確な集計を行う為には欠かせない下準備です。
![](gazo2016/tec/tec2_29_04.png)
正確な集計を行う為には欠かせない下準備です。
![](gazo2016/tec/tec2_29_04.png)
テーブルからピボットテーブルを作成する
(6)リスト内のセルを選択してから、「挿入」タブをクリックして、テーブルグループにあるピボットテーブルをクリックします。
![](gazo2016/tec/tec2_29_10.png)
![](gazo2016/tec/tec2_29_10.png)
(7)ピボットテーブルの作成ダイアログが表示されます。先にリスト内のセルを選択しておいたので、自動的に範囲が認識されています。
ピボットテーブルの配置する場所として「新規ワークシート」を指定しました。
![](gazo2016/tec/tec2_29_05.png)
ピボットテーブルの配置する場所として「新規ワークシート」を指定しました。
![](gazo2016/tec/tec2_29_05.png)
ピボットテーブルの枠ができた
(8)するとピボットテーブルの枠が作成され、フィールドリストウィンドウが表示されます。
![](gazo2016/tec/tec2_29_06.png)
![](gazo2016/tec/tec2_29_06.png)
(9)集計したい項目を、それぞれのフィールドにドラッグします。サンプルでは「商品名」を行フィールドにドラッグ。
![](gazo2016/tec/tec2_29_07.png)
![](gazo2016/tec/tec2_29_07.png)
(10)列のフィールドには、「支店名」をドラッグ。
![](gazo2016/tec/tec2_29_08.png)
![](gazo2016/tec/tec2_29_08.png)
値フィールドには「売上高」をドラッグしました。
![](gazo2016/tec/tec2_29_09.png)
![](gazo2016/tec/tec2_29_09.png)
(11)集計表が完成しました。各店舗の商品別の売上高が一目瞭然です。
![](gazo2016/tec/tec2_29_11.png)
![](gazo2016/tec/tec2_29_11.png)