和暦の日付を西暦に変える
DATEVALUE 関数を使って和暦の日付を西暦に変更します。
和暦から年齢 2013関数技 24b回
和暦の誕生日を西暦に変換するには
今回は文字通り、いさぎよく和暦の表示を西暦に変換してしまおうというケースです。渡された誕生日データが、昭和35年とか平成7年とかで書かれていますが、この際西暦で統一ということになったのです。
元データは 「和暦」これを西暦にします。数値として入力されている場合と、文字列で入力されている場合の2通りを紹介します。
Excelバージョン:
和暦の生年月日を西暦に変換(数値ケース)
このデータは生年月日が和暦で表示されていますが、文字列として入力されたものではなく、数値として入力されています。右よりに表示されているのが、数値である証です。この表示を西暦にします。
![](gazo2013/kan/2013_kan_24b-01.png)
![](gazo2013/kan/2013_kan_24b-01.png)
変換したい範囲を選択して、セルの書式設定から、表示形式タブをクリックすると、現在はユーザー定義の[$-411]ggge"年"m"月"d"日" になっています。
その選択を日付に選択し直します。
![和暦のままで年齢](gazo2013/kan/2013_kan_24b-02.png)
その選択を日付に選択し直します。
![和暦のままで年齢](gazo2013/kan/2013_kan_24b-02.png)
![和暦のままで年齢2](gazo2013/kan/2013_kan_24b-03.png)
日付の表示の種類から、目的の表示形式を選びます。
OKをクリックして、セルの書式設定ダイアログボックスを閉じます。
生年月日の欄の日付が西暦表示に変わりました。
![誕生日の日付から現在の年齢](gazo2013/kan/2013_kan_24b-04.png)
生年月日の欄の日付が西暦表示に変わりました。
![誕生日の日付から現在の年齢](gazo2013/kan/2013_kan_24b-04.png)
和暦の生年月日を西暦に変換(文字列ケース)
今度は生年月日のデータが文字列として入力されているケースです。このデータの場合は、日付を表す文字列からシリアル値を取り出してやる必要があります。
![](gazo2013/kan/2013_kan_24b-05.png)
![](gazo2013/kan/2013_kan_24b-05.png)
補助列としてE列を使うことにします。E3セルを選択して、
=DATEVALUE(C3)と入力します。数式を下までコピーします。
![](gazo2013/kan/2013_kan_24b-06.png)
![](gazo2013/kan/2013_kan_24b-06.png)
式が下までコピーされると、E列には生年月日から日付のシリアル値が表示されています。
![](gazo2013/kan/2013_kan_24b-07.png)
![](gazo2013/kan/2013_kan_24b-07.png)
そして、セルの書式設定から、種類を日付にして、表示したい日付形式を選びます。
![](gazo2013/kan/2013_kan_24b-08.png)
![](gazo2013/kan/2013_kan_24b-08.png)
E列は西暦で生年月日が表示されました。
あとは、数式を計算値で置き換えてやるといいでしょう。![](gazo2013/kan/2013_kan_24b-09.png)
あとは、数式を計算値で置き換えてやるといいでしょう。
![](gazo2013/kan/2013_kan_24b-09.png)
今日の講義は以上です。お疲れ様でした。