売上を比較する際に千円単位で表示したい
EXCEL技BEST 48回
千円単位・百万円単位で表示する方法
表が見づらいから金額の桁を1000円単位にしてくれとか100万円単位にしてほしい、などという要望があったとします。
慌てふためいて、わざわざ金額を入力し直したりする必要はありません。
それにはセルの書式設定のユーザー定義で設定することができます。
金額を千円単位・百万円単位で表示するには
下記のサンプルでは、支店別の売上の表を千円単位で表示することにします。
![NAMAE1](gazo2022/tec2_48_01.png)
![NAMAE1](gazo2022/tec2_48_01.png)
金額が入力されているセルの範囲を選択します。
![NAMAE2](gazo2022/tec2_48_02.png)
![NAMAE2](gazo2022/tec2_48_02.png)
「セルの書式設定」ダイアログボックスを表示します。このとき開くのは通貨の表示と
なっています。
![NAMAE3](gazo2022/tec2_48_04.png)
![NAMAE3](gazo2022/tec2_48_04.png)
分類をユーザー定義に変更します。
![NAMAE4](gazo2022/tec2_48_03.png)
![NAMAE4](gazo2022/tec2_48_03.png)
ユーザー定義で千円単位の桁表示
種類の欄に以下のように記述します。
千円単位の桁表示の場合 → #,###,
もし百万単位ならば、
百万円単位の桁表示の場合 → #,###,,
ご覧になるとわかるかと思いますが、[,]が3桁を表しています。![NAMAE5](gazo2022/tec2_48_05.png)
千円単位の桁表示の場合 → #,###,
もし百万単位ならば、
百万円単位の桁表示の場合 → #,###,,
ご覧になるとわかるかと思いますが、[,]が3桁を表しています。
![NAMAE5](gazo2022/tec2_48_05.png)
この場合の設定を次のように記述しても同じ結果を得られます。
千円単位の桁表示の場合 → #,##0,
もし百万単位ならば、
百万円単位の桁表示の場合 → #,##0,,
![NAMAE6](gazo2022/tec2_48_06.png)
千円単位の桁表示の場合 → #,##0,
もし百万単位ならば、
百万円単位の桁表示の場合 → #,##0,,
![NAMAE6](gazo2022/tec2_48_06.png)
売上金額が1000円単位で表示されました。
![NAMAE1](gazo2022/tec2_48_08.png)
![NAMAE1](gazo2022/tec2_48_08.png)
3桁表示にする場合の千の単位の#や0は、特別な意味をもっていないからです。
これが1桁の場合は意味を持ちます。#ならば、数値「0」データを表示しません。0ならば、数値「0」データを表示します。![NAMAE6](gazo2022/tec2_48_10.png)
これが1桁の場合は意味を持ちます。#ならば、数値「0」データを表示しません。0ならば、数値「0」データを表示します。
![NAMAE6](gazo2022/tec2_48_10.png)
#の場合は、有効な整数ならば表示することができますが、0は表示できないのです。空白表示になります。
それがいい場合もあり、困る場合は0と指定することで、数値「0」データを表示することが可能です。
それがいい場合もあり、困る場合は0と指定することで、数値「0」データを表示することが可能です。