YEARFRAC関数 期間が1年間に占める割合
YEARFRAC関数 開始日と終了日の期間が1年間のどれ位を占めるか
YEARFRAC関数
YEARFRAC関数は、2つの日付(開始日、終了日)の間の期間が、1年間に対して占める割合を求める関数です。
2つの日付は同じ年にあり、引数の基準は、省略または0を指定すると、30 日/360 日 (NASD 方式)となります。
YEARFRAC関数の書式 日付関数
YEARFRAC関数の使い方
とある邸宅の新築工事の工期が占める年間の割合を出します。
基準は、1で実際の日数/実際の日数としています。開始日と終了日には、それぞれの日付が入力されているセルを指定しています。
=YEARFRAC(B2,B3,1)
基準は、1で実際の日数/実際の日数としています。開始日と終了日には、それぞれの日付が入力されているセルを指定しています。
=YEARFRAC(B2,B3,1)
YEARFRAC関数を使って、工事期間が年間に占める割合は38.9%と計算されました。
YEARFRAC関数とROUND関数
今度は、年会費で払うスポーツジムを途中で退会した場合に、いくら返金されるかという計算をしてみます。
はじめに利用期間を算出しましょう。=YEARFRAC(B4,C4,1)
はじめに利用期間を算出しましょう。=YEARFRAC(B4,C4,1)
約2割の利用だったことがわかりました。この式をROUND関数にネストします。
ROUND(数値,桁数)の引数に=YEARFRAC(B4,C4,1)と年間使用料をかけたものを指定し、桁数を-2とします。
ROUND(数値,桁数)の引数に=YEARFRAC(B4,C4,1)と年間使用料をかけたものを指定し、桁数を-2とします。
途中退会の場合は、日割り計算で返金しますという規約があればですが、YEARFRAC関数で返金の金額が正確にわかります。