日付の加算や減算
日付に日数や月数の加算や減算 日付と時間の関数
日付の足し算、引き算
日付の計算においては、月数や日数を足したり引いたりすることがあります。
ある日付から別の日付を引いたり、足したりするというと、やっかいそうな気もしますが、実際には「十」や「-」の演算子を利用できます。Excelは、日付をシリアル値という数値で管理しているからです。
また日付の操作を目的とする関数もあるので、例を見て覚えましょう。
Excelバージョン:
日付に日数を加算してn日後を求める
Windows版エクセルでは1900年1月1日を1として、日付に連番を振っています。一方Macintoshでは1904年1月2日をシリアル値の1としているので両方を使う人は注意が必要です。
日付の加算では、今日の日付に対して2週間後の日付を求めるの=C2+14と式を入力しています。
一方、日付の減算では、今日の日付に対して2週間前の日付を求めるために、=C2-14としています。
日付に月単位の加算1
日付に付き単位の n月加算とか減算では、EDATE関数を利用します。EDATE関数は、Excel2007から標準の関数として追加された関数です。
Excel2003で利用するには分析ツールというアドインを選択する必要があります。
Excel2003で利用するには分析ツールというアドインを選択する必要があります。
日付に対して月単位で加算をする場合、月によって含まれる日数が違うので、何日足すのかという考え方だと面倒です。
そこで面倒な計算をしないでも月単位の操作をする関数、EDATE関数を使います。 EDATE関数は、開始日から起算して、指定した月数だけ前または後の日付に対応するシリアル値を返す関数なのです。
そこで面倒な計算をしないでも月単位の操作をする関数、EDATE関数を使います。 EDATE関数は、開始日から起算して、指定した月数だけ前または後の日付に対応するシリアル値を返す関数なのです。
日付に月単位の加算2
日付に対して月単位で n月加算をする方法のもう1つは、DATE関数を使う方法です。
D2セルには、=DATE(YEAR(C2),MONTH(C2)+1,DAY(C2))という式が入っています。 YEAR関数とMONTH関数、DAY関数でC2セルからそれぞれの年月日を取り出し、月にだけ+1して翌月を表しているのです。
D2セルには、=DATE(YEAR(C2),MONTH(C2)+1,DAY(C2))という式が入っています。 YEAR関数とMONTH関数、DAY関数でC2セルからそれぞれの年月日を取り出し、月にだけ+1して翌月を表しているのです。
DATE関数を使った方法だと、EDATE関数を使った月単位の加算とは結果が異なる場合もあります。
ケースごとに1ヶ月というのが、どういう意味で使われるのかを考えて使い分ける事が必要です。
ケースごとに1ヶ月というのが、どういう意味で使われるのかを考えて使い分ける事が必要です。
月の日数を調べる1
日付に対して月単位で加算減算する場合に、誰もが気になるのは月の日数ですね。月の日数を調べる方法を紹介しましょう。
その月が何日あるのかは、月末が何日かということなので、次のような式を立てます。
=DATE(YEAR(C2),MONTH(C2)+1,0)
この式の意味ですが、月に+1して翌月を表しているのですが、DAYに0を指定されることで前月末を表しています。
=DATE(YEAR(C2),MONTH(C2)+1,0)
この式の意味ですが、月に+1して翌月を表しているのですが、DAYに0を指定されることで前月末を表しています。
月の日数を調べる2
今度はEOMONTH関数を使います。EOMONTH関数は指定した月数後(前)の月末日を求める関数です。