ピボットテーブルのフィルタリング機能「 スライサー」を スマートに使いこなす

エクセルスライサーの 使い方

 Excel2019

ピボットテーブルのフィルタリング機能「 スライサー」を スマートに使う

フィルタリング機能「 スライサー」を

今回はピボットテーブルのフィルタリング機能「 スライサー」を スマートに使いこなす方法を紹介します。 また集計対象ご
とに ピボットテーブルを 作成して 表示するという方法もご紹介します。
スライサーとは、直感的に使える、Excelの抽出機能のことです。

エクセルスライサーの 使い方

フィルターエリアにフィールドをドラッグして、フィルタリングをすることもできますが、項目を選択するのが、少々面倒でした。

ピボットテーブルスライサーを使う1

さらに直感的に使える方法として、スライサーという機能があります。ピボットテーブル分析の スライサーの挿入をクリックします。

ピボットテーブルスライサーを使う2

スライサーの挿入ダイアログボックスが表示されるので 挿入したいフィールドにチェックを入れます。 複数挿入したい場合はコントロールキーを押しながらチェックして下さい。

ピボットテーブルスライサーを使う3

サンプルでは 得意先名と商品グループ 選択して OK をクリックしました 。

ピボットテーブルスライサーを使う4

スライサーはフィールドごとに作成されるので 、二つのスライサーが挿入されます。

ピボットテーブルスライサーを使う5

得意先を一つ商品グループを一つ選択してみました。

ピボットテーブルスライサーを使う6

スライサーの 色変更

スライサーの ボタンの色を変更するには、スライサーを選択状態にして、リボンに表示されるスライサータブをクリックしてスライサースタイルから好みの色を選択します。

ピボットテーブルスライサーを使う7

スライサーごとに別のスタイルを設定することができます。

ピボットテーブルスライサーを使う8

スライサーの表示形式を変更する

今度はスライサーの表示形式を横一列に変更してみましょう 。

ピボットテーブルスライサーを使う9

スライサーを選択して 外周 の枠をドラッグして 変更したい長さまで 伸ばします 。次にスライサーのボタングループで別数を変更します。サンプルでは ボタン4個ですので 列数1から4個に 変更しました 。

ピボットテーブルスライサーを使う10

すると スライサーの列が4列になり、 横一列に並びました。後は 高さや幅を好きなサイズに変更してください。

ピボットテーブルスライサーを使う11

スライサーのヘッダーを削除する

シンプルに表示したいのでスライサーのヘッダーを非表示にします。

 て12

スライサータブにあるスライサーからスライサーの表示設定をクリックします。

ピボットテーブルスライサーを使う13

スライサーの設定ダイアログボックスが表示されますのでヘッダーの表示のチェックを外します。

ピボットテーブルスライサーを使う14

ヘッダーを表示しない方が、シンプルで 良い場合はこのように非表示にすると良いでしょう。

ピボットテーブルスライサーを使う15

もう一方のスライサーも 同様に一列並びの表示に変更しました。

ピボットテーブルスライサーを使う16

対象ごとにピボットテーブルを作成するには

スライサーを使うと確かに対象となる得意先ごとに売上を表示したりすることができて便利です。

ただそれでもボタンの切り替えが必要ですので印刷したい時などは対象ごとにピボットテーブルを作成しておきたい場合もあるでしょう。

ピボットテーブルスライサーを使う17

そのような時は 対象ごとに別々のピポットテーブルを作成することができます。

ピボットテーブルスライサーを使う18

ピボットテーブル内のセルを選択して おきます。

ピボットテーブルスライサーを使う19

ピボットテーブル分析の アクティブ大フィールドグループから オプションをクリックします。そしてレポートフィルターページの表示を選択してください。

ピボットテーブルスライサーを使う20

レポートフィルターページの表示ダイアログボックスが表示されるので、そこで 個別にピボットテーブルにしたいフィールドを選択します。

ピボットテーブルスライサーを使う20

OK をクリックすると個別のピボットテーブルが 新規シートに作成されます。

ピボットテーブルスライサーを使う20