FIXED関数
FIXED 文字列関数
FIXED関数 文字列関数
FIXED関数は、指定した桁数に四捨五入し、結果をピリオド (.) とカンマ (,) を使って書式設定した文字列に変換して返します。
数値に3桁ごとの桁区切り記号と小数点を付けたいなどという場合には、FIXED関数を使います。
Excelバージョン:
FIXED関数
FIXED関数の書式 文字列関数
FIXED関数の、
引数には、数値と小数点以下の桁数を指定します。
文字列関数ですので、結果は文字列で返されます。
FIXED関数の使い方
数値を文字列で返すと、どんな利点があるのでしょうか?
では、FIXED関数の使い方を見てみましょう。
書式 FIXED(数値,桁数,桁区切り)
引数には、数値、桁数、桁区切りがあります。
数値は、四捨五入して文字列に変換する数値を指定します。
桁数は、省略可能です。 小数点以下の桁数を指定します。
桁区切りは、省略可能です。
カンマ (,) で桁区切りするかどうかを論理値で指定しますが、TRUE を指定すると、桁区切りは行われません。。
元の数値は「12345」、四捨五入を10の位でおこないます。
桁区切りをしたい時は「FALSE」を指定します。
下の行では、桁区切りを行わいので、3番目の引数に「TRUE」を指定します。
桁区切りをしたい時は「FALSE」を指定します。
下の行では、桁区切りを行わいので、3番目の引数に「TRUE」を指定します。
四捨五入の桁を1位で行いたい時は、引数の桁の指定を-1にします。
次に、四捨五入の桁を小数点第1位で行いたい時は、下図のように指定します。
FIXED関数の使い道
下図は請求書で請求額に消費税額を表示する際にわかりやすくするために、文字列を&で結合しています。