LEFT関数
LEFT関数 文字列関数
LEFT関数 文字列の先頭から指定文字数取り出す
LEFT 関数は文字列から、指定した数の文字を左(先頭)から取り出します。
Excelで表を作成している時に、データの文字列を切り離して別々にしたいというようなことはよくあり、
例えば氏名から姓のみ取り出すなどは、その典型的な例です。
LEFT関数と同様の働きをする関数は、他に RIGHT関数、MID関数があり、どちらも与えられた文字列から指定した文字数を取り出します。
RIGHT関数は右(後ろ)から、MID関数は指定した位置から文字列を取り出します。
Excelバージョン:
~
(サンプルファイルは、こちらから 中級技12回サンプルデータ)
LEFT関数
LEFT関数の書式 文字列関数
LEFT関数の基本的な使い方
郵便番号の上3桁をLEFT関数で抽出します。
A2セルに入力されている数値(郵便番号)から上3桁を取り出すには、B2セルに次の式を入力します。
=LEFT(A2,3)
=LEFT(A2,3)
式はオートフィルで下までコピーします。またC2セルに下4桁を取り出すには、RIGHT関数を使って文字列の後ろ(右)から4文字指定して取り出します。
文字列の右からn文字削除する
こちらはLEFT関数の応用例です。
LEFT関数を使って文字列の後ろ(右)から指定文字数削除します。
以下の例では、電話番号とアドレスと郵便番号がつながってしまっています。 きちんとそれぞれが分かるように不要な文字を削除していきます。
以下の例では、電話番号とアドレスと郵便番号がつながってしまっています。 きちんとそれぞれが分かるように不要な文字を削除していきます。
電話番号は、LEFT関数を使って、文字列の先頭から8文字取り出します。基本の使い方です。
アドレスの場合は、文字列の左右から指定文字を削除して残りを抽出すればいいので、少し長いですが、次の式を入力します。
=RIGHT(LEFT(A2,LEN(A2)-8),LEN(LEFT(A2,LEN(A2)-8))-10)
=RIGHT(LEFT(A2,LEN(A2)-8),LEN(LEFT(A2,LEN(A2)-8))-10)
LEFT関数とLEN関数で文字列の右から8文字削除し、残った文字列の後ろからメールアドレスの文字数分取り出しています。