BETA.INV(ベータ・インバース)関数
ベータ分布の累積分布の逆関数の値を返す
BETA.INV関数 統計関数
BETA.INV 関数は、Excel2010で追加されました。ベータ分布の逆関数の値を求めるには、Excel2010空は、BETA.INV関数を使用します。
BETA.INV関数の使い方は従来(Excel2007)のBETAINV関数と同じですが、BETA.INVと名前が変更されました。
Excelバージョン:
なお、BETAINV関数は、Excel2010以降では互換性関数に分類されていますので、以前同様使う事ができます。また読み方もベータ・インバースで同じです。
BETA.INV関数
BETA.INV 関数は、β累積確率密度関数 (BETA.DIST) の逆関数の値を返します。
確率には、O以上1以下の範囲を指定します。それ以外の値を指定した場
合、またはα、βに0以下の数を指定した場合は#NUM!エラーになります。
BETA.INV関数の書式 統計関数

BETA.INV関数の使い方
BETA.INV 関数を使って、 ベータ分布の逆関数の値を求めてみましょう。
以下の表には、引数としてα=4,β=6が指定してあり、引数A,Bについては省略します。
省略した場合はAは0、Bは1とみなされます。

BETA.INV 関数を使うには、直接数式バーに入力するか、 関数の挿入ボタンをクリックするか、
リボンの数式タブにある関数ライブラリボタンの統計関数からBETA.INVを探します。


関数の引数ダイアログが表示されたら、引数:確率にA7セルを指定します。


また引数α、βにそれぞれ該当セルを指定し入力後OKをクリックします。


B7セルにBETA.INV 関数の数式が入力されます。=BETA.INV(A7,A4,B4)


数式をコピーするまえに定数となる引数のセルをF4キーをクリックして絶対参照にしておきます。
=BETA.INV(A7,$A$4,$B$4)

=BETA.INV(A7,$A$4,$B$4)

オートフィルでコピーして完成です。

