INTERCEPT関数 二変量の統計
回帰曲線の切片を求める
INTERCEPT関数 統計関数
INTERCEPT 関数は、二変量の統計を行う関数です。
二変量統計とは、値のグループを2つ指定して、その2つのグループの関係について統計的な分析を行います。
Excelバージョン:
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INTERCEPT関数
INTERCEPT 関数は、二変量統計の中で、回帰曲線を利用した予測に関連する関数で、
直線的に増加または減少すると考えられる二変数を指定して、x=0 のときのyの値を求めます。
回帰曲線の回帰式は、y=a+bx です。切片aは、x=0 のときのy の値です。INTERCEPT関数を使用すると、指定した二変数のデータから、
この切片を求める事ができるのです。
INTERCEPT関数の書式 統計関数
INTERCEPT関数の使い方
INTERCEPT 関数を使って、 切片aを求めてみましょう。
下図では、月々の費用と売上が記載されています。
下図では、月々の費用と売上が記載されています。
INTERCEPT 関数を使うには、直接数式バーに入力するか、 関数の挿入ボタンをクリックするか、
リボンの数式タブにある関数ライブラリボタンの統計関数からINTERCEPTを探します。
関数の引数ダイアログが表示されたら、引数値に既知の y, 既知の xを指定します。
既知のyには従属変数を指定、既知のxには独立変数を指定してください。
既知のyには従属変数を指定、既知のxには独立変数を指定してください。
サンプルでは、既知のyには売上高を指定、既知のxには費用を指定しています。
回帰曲線の回帰式は、y=a+bx において、x=0 のときのyの値(切片)を求めることができました。