BINOM.INV関数
BINOM.INV関数 Excel2010で名前が変更された関数
BINOM.INV関数 統計関数
BINOM.INV 関数は、累積二項分布の値が基準値以上になるような最小の値を返します。
Excel 2010以降で、累積二項分布の値が基準値以上を返すような、最小の成功数を求めるには、BINOM.INV関数を使いします。
BINOM.INV関数の使い方はExcel2007以前のCRITBINOM関数と同じです。
統計関数の種類が増えて、用途を明確に表すために名前が変更されたようです。
Excelバージョン: ~
なお、CRITBINOM関数は、Excel2010以降では互換性関数として分類されています。
BINOM.INV関数
BINOM.INV 関数の引数、成功率と基準値のαは、0位上1以下の数値を指定します。
戻り値には、成功率の確率で起こる
事象について、試行回数の試行を行ったときに、累積二項分布の確率がα以上となるような最小の値(成功数)が返されます。
BINOM.INV関数の書式 統計関数
BINOM.INV関数の使い方
BINOM.INV 関数を使って、 基準の確率以上で申し込む人の数を求めてみましょう。
BINOM.INV 関数を使うには、直接数式バーに入力するか、 関数の挿入ボタンをクリックするか、
リボンの数式タブにある関数ライブラリボタンの統計関数からBINOM.INVを探します。
関数の引数ダイアログが表示されたら、引数値に試行回数にはA3セルを指定します。
成功率には、B3セル、基準の確率には、C3セルを指定します。
BINOM.INV関数の数式が入力されました。
BINOM.INV関数の数式が入力されました。
OKをクリックしてシートに戻ります。
=BINOM.INV(A3,B3,C3)
=BINOM.INV(A3,B3,C3)
基準の確率0.5以上になるには、最小の値が35となりました。申し込みの確率が0.5となるには、パンプレットの送付人数が最小値35人になるという結果です。