KURT関数で分布の集中具合を測る
分布の集中の具合を求める
KURT関数 統計関数
KURT 関数は、分布の集中具合を測る関数です。尖度が0に近い場合は正規分布に近く、負の値になれば平坦になり、正の値になれば、尖っています。
Excelバージョン:
~
KURT関数
KURT 関数は 指定されたデータの尖度を返します。
尖度とは、対象となるデータの分布を標準分布と比較して、度数分布曲線の相対的な鋭角度または平たん度を表した数値です。
尖度が正の数になる場合、度数分布曲線が相対的に鋭角になっていることを表し、
負の数になる場合は、相対的に平たんであることを表します。
KURT関数の書式 統計関数
KURT 関数を使って尖度を求める
KURT 関数を使って、 新商品のユーザー満足度の結果について集中度を測ってみましょう。
KURT 関数を使うには、直接数式バーに入力するか、 関数の挿入ボタンをクリックするか、
リボンの数式タブにある関数ライブラリボタンの統計関数からKURTを探します。
関数の引数ダイアログが表示されたら、引数数値1に対象となる数値を指定します。
サンプルでは、セル範囲を2箇所指定しました。
サンプルでは、セル範囲を2箇所指定しました。
引数を入力したら、OKをクリックして関数の引数ダイアログを閉じて、シートに戻ります。
数式 =KURT(B5:B24,D5:D24) が入力されて、尖度が返されました。
数式 =KURT(B5:B24,D5:D24) が入力されて、尖度が返されました。